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2012 07 20 現実と空想が溶けた世界

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6月にお伝えしていた,ささやかな展覧会が,本日から始まった.今回の展覧会は,生物建築舎設計の萩塚の長屋にある乙庭さんのお店で行われている.この乙庭さんで,これから一年を通して行われる「生物図鑑」と名付けられた全12回の展示の第1回目として,生物建築舎が作品展示の機会を頂いた.私たちは,小さな映像作品を展示することにした.


「変わりつづける世界と私」展 藤野高志/生物建築舎
平成24年7月20日から7月29日 10時から正午,13時半から17時
ACID NATURE 乙庭 群馬県高崎市貝沢町1289-1 D号室




現実と空想が溶けた世界

 作品の舞台は天神山のアトリエ.私たち生物建築舎の仕事場である.この展示では,天神山での毎日のくらしの中で,変化しつづける周りの世界と,そこから生まれる心情や感覚を,映像として描いた.
 左には日常の写真が,右には空想のドローイングが流れている.二つを同時に眺めていると,身のまわりのできごとをきっかけとして,空想が膨らんでゆくさまが見える.人の感情は,現実の世界の様々なできごとに左右されるが,ときには頭の中に思い描いた空想の世界に一喜一憂することもある.そんな現実の世界と頭の中の世界が溶けて一体となったような,広がりのある体験の中を,私たちは生きている.
 原始の建築は,環境の中で身体を守るために生まれただろう.でも人の体験が,身体だけでなく,頭で空想することでも形作られるとしたら,建築は想像力の住処ともなる.天神山では,雨風を凌ぐだけでなく,それらを愉しむことができる.たとえ特別な場所でなくとも,毎日の身近な所にも,喜びや驚きは溢れている.それらを見つけ感受できたら,世界はどれほど豊かになるだろう.この作品が,その小さなきっかけになれば嬉しい.(藤野高志)



乙庭さんのお店には,さまざまな草木が溢れ,植物たちの小さな社会が形成されている.
その脇で,無音の二枚の映像が,眺められることを待っている.
映像を見たあとで,再びお店の中を見回したとき,目の前に広がる植物の風景が,各自思い思いの空想に繋がっていったらいいなと思います.
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