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2012 02 25 東京電機大学卒業設計展 審査員

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今日は建築会館にて,東京電機大学の卒業設計展 DA展 の審査員をつとめた.
他の審査員は,藤原徹平さん,今村水紀さん,篠原勲さん.

審査を行い,現代学生は,自分の生まれ育った都市をまず肯定的に捉えるように見えた.何の変哲もない中小都市だろうが,歩行者的な小視点から地域の地理的・経済活動的な特徴を探し出す.そうして見つけたシーンの集合のイメージに対して,身の回りのスケールから少しずつリデザインを試みる.背伸びせずに,手の届く範囲からコツコツと町に働きかけを行うことで,卒業設計という夢物語と,現実世界とを繋げようという実直な姿勢が見える.
その真面目な感じが,自分を少し不安にさせた.
前提として都市があり,その変わらぬ前提条件にどう対応しようかというのは消極的に見える.そしてその消極性は自分自身のなかにも発見できる.いつのまにか,都市を作る対象ではなく読む対象として捉え,自分の戦場は身の回りの手の届く世界であると,範囲を限定しているようにも思えたのだ.

これだけ新興国の経済が発展する今,都市化は今までに無いほど早い速度で世界的に進んでいる.都市の作り方,都市と建築の関係について,もう少し積極的で創造的な視点を持つべきだ,と気付かされた審査会でもあった.今日,同席した審査員は同年代の方々.各自,自分の言葉と視点を持ち次を見据え進んでいる.学生と審査員の双方から刺激を貰う一日となった.

「藤野高志賞」は,青樹君と今井君の斎場の作品に.
審査後,皆で懇親会.
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