Entries

-- -- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011 10 03 ジョウモウ大学で授業

111003.jpg

111003-3.jpg

来週の土曜日,ジョウモウ大学の授業が,ここ天神山のアトリエで開かれる.講師は私.

ジョウモウ大学とは,群馬県内の様々な場所をキャンパスとして授業を開催する市民の「大学」.大学といっても学校教育法で定められた大学ではなく,入学金や授業料もない.市民による生涯教育の場である.
そのジョウモウ大学の建築家の授業シリーズの第1回を,天神山で開くことになった.専門的な授業ではなく,見て,聴いて,触って学ぶ,やさしい雰囲気としたい.


参加するには,学生登録(無料)が必要.参加できるかどうかは抽選となりますが,ご興味のある方は是非.
〆切はあさって10月5日.
授業の詳細はこちら

教室:生物建築舎 天神山のアトリエ
場所:群馬県高崎市貝沢町323-1
持ち物・参加費:筆記用具・デジカメまたは カメラ付携帯電話
定員:10名(抽選)
締切:10月5日
授業コーディネータ :橋本薫 佐藤正幸

授業プログラム
12:30 受付開始
13:00 スタート 自己紹介 天神山のアトリエの説明
13:15 天神山の周りで自然のディテールを探しカメラで撮影してみる
13:45 未来の家をスケッチ テーマ「自然と繋がる家ってどんなふうだろう?」
14:15 プレゼンテーションとディスカッションタイム
15:15 先生のお話
15:45 アンケート記入・質疑応答・集合写真
16:00 授業終了
16時以降は自由参加
お車の場合:高崎インターから約10分 駐車場は不動寺へ そこから徒歩5分
電車の場合:高崎問屋町駅から徒歩10分


授業にむけて

震災のあと,人々は未来の社会の姿を模索しています.
3月,群馬には計画停電が割り振られ誰もが暗く静かな夜を経験しました.ここ高崎の上空にも,まるでリゾート地のような美しい星空が広がりました.電力不足になってはじめて本当の夜空が出現したのです.
本来,私たちの周りには美しい風景が広がっています.
そのことに気付き,身近な風景を大切にすることは,美しい空や静けさや,街の秩序や安全,そして石油や電力に過度に頼らぬ人々の暮らしへと繋がるでしょう.それは将来の街の姿.煌びやかな都市の光を,まるでバロック装飾を見るように懐かしむ時代が来るかもしれません.
今回の授業では「天神山のアトリエ」という建築を通して身近な自然の変化を探します.それは秋の風や,いわし雲や,庭の小さな花びらかもしれません.そこから未来の建築や都市の姿を空想し,絵を描いてみましょう.
大きな環境の小さなディテール,一緒に探してみませんか?


天神山のアトリエについて

原始の建築は雨風を凌ぐために生まれました.
この建築は四枚の壁と屋根だけで出来ています.その原始的な構成は「なんとか人が暮らせそうだ」という可能性を提示したに過ぎません.しかし実際のここでの生活は,喜びや落ち着きや発見に満ちています.
設計方法は単純明快.棲むために箱を作り,街と繋がりたいから窓を開け,空を見上げたくて天井を透明にし,木陰を落としたくて木を植えて,根を張るようにと床を土にし,大きく育てよと空間を高くします.こうして生まれた建築の内外には多様な情景が展開し,ときに想像を超えたドラマに出会います.これは,物理的,心理的に守られた場所から外へ繋がる心地よさ.雨風を凌ぐのではなく,それらを愉しむ建築です.
世界中何処に住んでも,私たちの周りにはダイナミックに変化し続ける環境があります.地球の動きから生じる季節と時間と天候.都市にいれば社会があるし,自然の中であれば森や海や生き物に囲まれています.それらは複雑で,厳しく,儚く,美しい.その大きな流れに身を委ね,微差を愛で,一瞬一瞬に感動できる建築を作りたい.夏の宵に雷雨が多く,冬は晴れと空っ風が続く群馬の環境の中で,それを試みたのがこの作品です.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。