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2011 09 09 植物の構造

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天神山の主木,レモンユーカリ.
植栽後ぐんぐんと伸び続け,冬の2倍の高さに育った.
幹も枝もしなやかで,柳に似たシルエットになる.
名の通りレモンの香りがし,木が揺れて葉が擦れると,爽やかな芳香が部屋に広がる.
こいつは幹が細い割に,葉をたくさん茂らせるから,あるときは東に傾き,あるときは西に傾きというふうに,自重のバランスを上手にとりながら,くねくねと上に伸びて行く.

今朝は机に被さる方向に,木がかなり傾いていた.
さすがにちょっと心配になって,机側の枝葉を何本か丁寧に落としてあげると,天秤が戻るように,ゆっくりと垂直に戻っていった.剪定の切断面からのレモンの香りに包まれながら,植物の構造についてふと考える.

樹木の枝や葉や幹や根は,微妙な構造的バランスの上に成り立つ.もし生木の構造計算が可能になれば,植物の根が土を留めおく力や,風に幹がどこまで耐えるかなど,計算で想定出来るようになる.すると,地下空間の壁を土のままの仕上げとしたり,樹上にスラブを敷いたり,揺れても倒れない建築などが出来るかもしれない.

ラピュタや,立木観音や,コロワイ族の家など,生きたままの木が構造として人と関わるイメージは魅力的に思える.樹木や土や空気や水のもつ,動きや構造や波立ち方から空間を考えてみようか.
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