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2011 05 17 開く入口

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domus掲載から数日,様々な国の雑誌やウェブから連絡が来て,天神山にまつわる物事が形を変えながら拡散する.多言語に変換され,伝言ゲームのようにだんだんズレて伝播するのが可笑しい.

情報は発信した後,私たちの手を離れ,知らない遠いところへ行く.夕方にスタッフが撮った天神山の写真を,翌朝外国のサイトに見つけることもある.あちらは日が暮れているか,天気は良いか,花の香りは伝わるか…と思いは巡り,谷川俊太郎氏の「カムチャッカの若者がきりんの夢を~」という詩が浮かんでくる.情報が断片となって世界中をリレーされる.そのオリジナルが今私がキーボードを叩くこの場所だという事実が,幸せでもあり怖くもある.

最近友人との再会も多い,中学以来で会った人,不意に来て驚かせてくれた5年ぶりの友人,外国にいる同級生.そして彼らの頑張りに励まされるのだ.私に出来ることは,今の状況に感謝し楽しむこと.そして変わらず天神山の様子を伝えてゆくこと.