Entries

-- -- -- スポンサーサイト

2013 02 28 黄水晶の夕方に

夕方,銀行や郵便局を梯子したのち,久しぶりに高崎のまちを歩く.見慣れた景色は変わっていて,歩道の脇,コロコロと音をたてながら,かわいい小川が流れている.今日は本当に暖かい.冬があける.7年前のことをあれこれ考えながら,画材屋さんで油絵セットを買った.昔私が使っていたものと同じホルベイン製.合わせてF10号のキャンバスも.油絵の木箱の角の堅さが,温かい手に心地よい....

2013 02 28 いつも静かに笑っている

目覚めると暖かい.春の陽気.アトリエの温度計は19℃.夜通しの舗装打替に続き,今度は隣のガソリンスタンドを重機が壊し始めた.廃材を山と積んだ長いトラックが,せわしなく出入りしている.風景が変わる.私たちの事務所は毎日の忙しさに覆われて,話が噛み合わぬこともある.過ごしやすい日は,心にも優しいはずだろう.宮沢賢治の詩を諳んずる.何歩か引いて,落ち着こう.深呼吸しよう.せっかくの心地よい春の日に....

2013 02 27 夜間工事

環状線で夜間工事が始まった.舗装の打替.アスファルトを,アリクイのような形の工事重機(ロードカッター)がどんどん剥がす.これから1週間,施工時間は21時から翌朝6時まで.さわがしいけれど,そのうち慣れる都市ノイズ.工事の方々は,まさかこのアトリエの地下で誰かが寝ているとは思わないだろうな....

2013 02 25 雨水

2月も終わり.二十四節気では雨水.空から降るものが雪から雨に変わる頃.太陽の軌道も段々と高くなってきた....

2013 02 22 鉱物のような植物

萩塚の長屋D号室,乙庭ギャラリーで開催中の,「生物図鑑08擬態宝飾展」へ.植物生産者の天田亮さんによる,リトープスという極めて降水量の少ない乾燥地帯に局所的に自生している植物の展示.体を半透明にして,地中に太陽光線を導くという不思議なリトープスの生態を,とても人工的な方法で鮮やかに見せている.リトープスを見ていると,思わず食べたくなってしまう.萩塚の一見無機質な空間と,人工物のような自然の宝石が交響...

2013 02 20 ストリートビューに登場

事務所周辺が,googleストリートビューで閲覧できるようになった.今まで見ることが出来なかったが,最近更新されたようだ.天神山のアトリエや,萩塚の長屋は昨夏に撮影されたらしい.事務所では,本棚の梯子に誰かがのぼっている.建物の中の様子がよく見える.天井を透過した太陽光が窓を通り,道路に影を落しているのが,この事務所らしくて不思議な感じ....

2013 02 20 圖解 和風自然設計宅 Japanese home design 萩塚の長屋掲載

台湾の建築書籍「圖解 和風自然|設計宅」に,萩塚の長屋を掲載して頂く.筆者のサイン入り本が届き,思い入れが伝わってくる.今回は10ページにわたり図解され,Q&Aなども掲載されているのだが,1年以上前の取材なので,今読み返すと自分自身の考えが多少変化していて時差を感じる.積み重なって今がある.海外書籍に共通することだが,自分の設計した建物について,筆者がどのようなことを語っているのか十分には理解できな...

2013 02 19 丘の中腹で

昨年末竣工の住宅遠景.今日は施主様と外構・植栽の打ち合せ.土の起伏だけのさっぱりした庭に,初夏頃には様々な色と形が溢れるかもしれない....

2013 02 16 様々な教育プログラムは線で繋がる

今日は非常勤講師をしている前橋工科大学で,卒業設計の審査会に出席.力作ぞろいである.あるが,敷地を身近な都市に求めるスタンスには,昨年電機大の審査で感じたことを思い出す.また今回は設計手法そのものに着目した学生が多いことが印象的だった.例えばギブソンや堀口捨己から設計手法を引用した学生がいる.手法に着目するのは面白いが,問題なのはその手法の射程が十分に吟味されていないことだ.自分が手にした手法が,...

2013 02 15 甘い惑星

いつもお世話になっているお施主様に,バレンタインプレゼントを頂く.写真はスタッフの森田が頂いたもの,私にはFIATチンクエチェントミニカー付きチョコ.二つはわざわざ別々のお店のもので,私とスタッフの好みにぴったりのものを選んで頂いた.そのセンスに脱帽.私たちは仕事をしながら,お施主様にたくさんのことを教えて頂いている....

2013 02 13 朝,下は雪,空は青

今日も雪.黄色いファインダーで朝を切取る....

2013 02 11 黄色いファインダーを通して

カメラのレンズを買った.アサヒペンタックス製スーパータクマー50F1.4.今年はじめに手にいれたカメラのファインダーが見やすくて,マニュアルレンズが欲しいと思っていた.私が生まれるより前の古いレンズで,トリウムを含んだガラスを使っているため,写りが良い代わりに微量の放射能を出し続けており,その影響でガラスが黄変している.このM42マウントは世界中の写真機メーカーが作っていた汎用性の高い規格で,中古レンズも...

2013 02 08 ガラスの向こうがわ

紺屋貝戸で,スタッフ,オープンデスクとミーティング.ここのガラスは向こうの世界を暈けさせる.表面には,小さな頃によく見た星模様.ガラスのこちら側は2013年だけれど,ガラスの向こう側は1978年か.一枚の板ガラスを挟んでちょうど35年くらい時代が違う感じがする....

2013 02 07 光が戻る

低気圧が通り過ぎて,3月なみの陽気.雪が解けて,今日は室内が明るい.久しぶりにのんびり一日,新しい図面を引く.室内より広いベランダをもつ事務所の設計....

2013 02 06 霧のなかで

夜,雲が地上まで降りてきて町は霧につつまれた.いつもの乾いた空っ風と違い,水蒸気を含んだ空気が静かに滞留している.群馬の冬らしくない風景....

2013 02 06 雪とガラス

雪.天神山の天井に雪が積もり,今日はいつもより室内が暗い.ガラスの向こうに白い雪があると,ガラスには本来,わずかな濃緑色が混じっていることが確認できる.雪が降ると,いつもは透明だったはずのガラスが,素材として迫ってくる....

2013 02 05 ヌーベル 和三盆

プリズミックギャラリー展示の際に,お客様から頂いた和三盆.雑誌社写真部の方だけあって,お土産のセレクトも素敵.白い紙の上に町を作ったあと,みんなで一軒一軒つまんで食べた....

2013 02 03 新建築2月号

新建築2月号一昨日発売の新建築2月号に,プリズミックギャラリーでの展示,藤野高志/生物建築舎展「私が描いたもの,あなたの読んだこと」の記事を掲載して頂いた.会期中はたくさんの方に来て頂き,それぞれの方が,思い思いのスピードと,呼吸と,想像力で,展示を楽しんで下さった.多くの批評も頂いた.その一言一言から,未来のことを考える.展示を開く機会を頂いて良かった.この展示を忘れぬよう,振り返ることのできる...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。