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2011 08 31 夏の終わり

今日はプロポーザルコンペの〆切日.コンペの打上げとインターンの送別会へ.彼が使っていた麦わら帽子が,再び事務所に戻ってきた....

2011 08 30 中国地方へ

中国地方へ建築旅行.26日の夜に出て,今日の朝に戻る学生時代のような強行スケジュール.寺院,神社,教会と宗教建築を巡り,日本建築,近代建築,バブル建築,現代建築を横断的に見て回る.それらの中で線を引くとするならばバブル前と後の間.バブル時代から遥か昔に至るまでの建築の姿は,一言で言えばどこか不気味だ.設計の情報処理方法が今と違うように思う.建築の形を一つのルールで作ることなどに意識的でない時代,未...

2011 08 26 吉報

吉報が届いた.日本建築家協会と大光電機株式会社が主催する「建築家のあかり」コンペに入選,との連絡を頂く.二次審査で公開プレゼンテーションをすることになった.日時は,2011年9月26日(月).場所は,東京国際フォーラムのルームG610.この公開プレゼは,UIA2011東京大会 第24回世界建築会議の関連イベントでもある.興味のある方は是非....

2011 08 25 天神山の動画

3つの動画を作成した.天神山の風景の断片を集めたものだ.風 Goldberg Variation 1雨 Goldberg Variation 7雷 Goldberg Variation 6全て,バッハのゴルトベルグ変奏曲.グレン・グールドの1955年の演奏.YouTubeの720pのHDで見るとディテールが見える.建築ができて,生活がはじまる.その風景を豊かにするため,設計者は建築を考える.だが建築人は竣工時の姿で建築を記憶し,その印象から設計の評価をすることも多い...

2011 08 24 塔3

久しぶりの晴れとなった今日,中之条で3番目の塔を建てる.塔3は紐でワイヤを下向きに引張り,フイルムがたわみ易いように意図した.山裾の空気の動きで,塔の直線が懸垂曲線やS字や螺旋型へと変化する....

2011 08 23 もしも自分が猫で,東庭の脇の道を歩いていたら

空と電線.エリンジウム・シルバーサレンティノ越しに....

2011 08 22 ジキタリス

七夕の頃に2日間くらい咲いて,その後ずっと枯姿のまま.幹は今も元気....

2011 08 21 ツタとロメオ

天神山の南西のツタは,のんびりと育っている.日照りが続くと葉が焼けて衰え,雨が続くと元気をとり戻す.建物の隅で一進一退を繰り返す.戦っている感じがする.秋になったら,さらに元気になるだろうか.夜,乙庭さんの夕食会で萩塚へ行くと,隣の部屋にアルファロメオのスパイダーが停まっていた.エンリコ・フミアの手によるもので,私が昔乗っていたのと同型だ.霧雨に濡れる銀のグラマーな車体は,静かなコンクリートによく...

2011 08 20 塔2

中之条ビエンナーレのオープニング日である今日,中之条で再び塔を建てた.2番目の塔である.8月11日の塔1が24時間で倒壊したためだ.儚い塔は,壊れても壊れても,何度でも再建される.塔1塔1 塔1塔1塔2天神山と「塔」は似ている.どちらも,そのもの自身は単純であるが,そこに映りこみ,切り取られる風景は,動的で抑揚があり変化し続ける.厚さ0.05ミリの鏡面加工された産業廃棄物の樹脂フイルムは,環境を映し,...

2011 08 19 明日から中之条で

中之条ビエンナーレへの出品作品の絵葉書が,印刷屋さんからあがってきた.生物建築舎は,小阿瀬直氏と,Maniackers Designとの3者恊働で参加している.作品は3つ.左から「納屋」,「塔」,「中之条ビエンナーレ インフォメーションセンター」だ.会期は,明日8月20日から10月2日まで.時間は,9:30から17:30までの木曜定休.入場は無料となる.中之条駅前と,霊山「たけやま」に,我々の作品は展示される.明日...

2011 08 18 グリッド偏愛

打放しコンクリートにおいて,セパ穴の表現は重要だ.天神山のように穴を埋めず,黒いグリッドが見える場合はなおさらである.ここでは型枠1枚あたり8つの穴があるが,平面形が不定形な上に,2枚の壁が微妙に内側に傾くため,入隅近くの穴はイレギュラーになってしまう.だが,どうしても規則正しく並べたい.まず型枠大工と一緒にパネコートの配列と補強方法のスタディを重ね,押さえ単管パイプの固定の手順と数量,交差のさせ...

2011 08 17 熱い都市 大きな生き物

枯れかけた南庭のエキナセアにやって来たのは,ツマグロヒョウモンという蝶.子供の頃には見かけなかった蝶で,羽の模様が美しい.調べると,昔は近畿以南で見られたが,生息域が北上し,ここ5年でこの辺りに定着したらしい.理由は温暖化とある.子供の頃に比べ,田畑や堀は町の外に追いやられ,土の地表が減り,小川や雑木林が消えた.便利だが,のっぺりして,奥行きが無い風景.猛暑や熱中症と言うが,水や緑を町から遠ざけた...

2011 08 16 小人の視点

カンナ・ファシオンが,だいだい色の花をつけた.特徴的な縞模様の葉脈を陽に透かしたくなり,地面から見上げてみた.親指姫には,天神山の庭はさぞかしショッキングな森に見えるだろう.ふと,自分が小人だったらと考えてみる.30分の1のスケール.それは地表5センチの世界.道路のアスファルトの上は焼けるように熱いだろう.真砂土はもう少し涼しいか‥きっと輻射熱に敏感になり,空気や水は,より粘っこく感じられる.天井...

2011 08 15 かぶと虫

日曜夜,線香をあげにいった親戚宅のシマトネリコで,かぶと虫を捕まえた.天神山に持ち帰り,部屋の中で飼おうとする.でも夜半やっぱり庭のジューンベリーの木へ逃がす.今はお盆.かぶと虫はほどなくして,満月の空に飛び立った.昼はうだるように暑くても,日が暮れ,花火と虫の音を遠くに聞けば,季節が変わるのが分かる.もう,コンクリートの壁はひんやりしている....

2011 08 14 ムーピー

天神山の玄関には,手塚治虫のムーピーのようなのがいる.これは何だ?と聞かれる.玄関戸を開けると納得する.そう.これは戸当たり.自然の石に,ゴムをビスで打ちつけた.扉を守るために,玄関のところにじっとしている....

2011 08 13 迎え盆

今朝は北西の墓地から,お線香の香りが漂ってくる.夏がもうすぐ終わる.天神山では庭を整え,枯れ草を生けた....

2011 08 12 飲み物

朝,キッチン脇に生えるレモンバーベナを摘み,熱湯を注いでお茶とする.これを冷まして氷を足し,アイスティーにして,皆で飲む....

2011 08 11 緑を貰う

知人にもらった向日葵が咲いた.天神山にいると,いろんな人が植物の種や鉢をくれる.どんどん緑が増えてゆく....

2011 08 10 目が覚めて

天神山のリビングの床下には地下室があり,黄金の階段で降りる.ここは,冬暖かくて夏涼しい.最近は蓋を開けて眠るので,目覚めた瞬間に,その日の天気を知る.今日も晴れ.さあ中之条へ出かけよう....

2011 08 09 学生時代

今日からインターンの学生が来る.彼は,自ら天神山近くにマンスリーのアパートを借り,これからひと月ここに通う.気合いが入っている.自分の学生時代を振り返ると,旅行ばかりしていて,あまり実務を体験しようとしなかった…このひと月,なるべく沢山のことが伝えられたらいい....

2011 08 08 アロニア・メラノカルパ

実が黒く熟す....

2011 08 07 温度差

ここの天井高は最高で8Mほどあり,空間の下と上で気温差がある.本棚の梯子を上に進むと温度が上昇するのが肌で分かる.おかげで地上6Mの外倒窓からは室内の空気が外に抜け,窓の前に手をかざすと風を感じる.外が無風であっても,室内には微弱な上昇気流が起き,レモンユーカリをゆっくり揺らし,ミクロな室内気候を実感させる....

2011 08 06 雷

夏祭りの日.夕方,天神山を幼い頃の友人が訪ねてきてくれた.実に20年ぶりくらいである.お互いどの道に進んだかは知らなかったが,聞けば,今は建築の世界に身を置き有名建築家の事務所に勤めているという.それにしても懐かしい.メディアは昔の人間関係を再び繋いでくれる.彼が帰ったのち激しい夕立が来て,およそ1時間の雷雲のショーが始まった.轟音と乱流とフラッシュの嵐だ.椅子をリクライニングし,4人でサンドイッ...

2011 08 05 魅力的なフィルター

マークマガジンから献本が届いた.天神山が10ページにわたり特集されている.記事はクリストファー・カルテンバッハ氏.4月の土曜日にアトリエの周りを歩きながら,二人で話したこと.記事は「千と千尋の神隠し」の電車の走る海の話から始まり,「蝶の墓」の前で手を合わせる私の描写で終わる.天神山は,自然現象の劇場と表現された.内容が濃く読み応えがある.私はあまり意識していなかったが,あの日の話はずいぶん日本的,...

2011 08 04 久しぶりの晴天

モニターから視線を上げると,青空を背景に,黄緑色が揺れていた....

2011 08 03 植栽の図

9月発売の雑誌に向けて,天神山の植栽図をまとめている.最近はビエンナーレの準備が忙しく,中之条組と事務所組に分かれているが,植栽は事務所組の松本が担当.今まで撮りためた資料をもとに約130種の植栽の色や形を図面に再現する.完成が楽しみ....

2011 08 02 二度目の梅雨

梅雨が戻ったような雨続きの毎日.お昼に太陽が顔を出す.おかげで庭が元気.雑草も元気....

2011 08 01 萩塚の長屋 新建築に掲載

本日発売の新建築8月号に,集合住宅「萩塚の長屋」を掲載して頂いた.同じく本日発売のオランダの建築雑誌マークマガジン33号に,「天神山のアトリエ」を掲載して頂いた.この二つの空間を比べると,天神山は動的,萩塚は静的に見える.どちらも植栽は乙庭さん.天神山は,人も植物も風景も変化し,育ち,衰え,動き続ける.植栽は100種を超え,空間はおおらかで不定形.変わらないのは壁と天井だけ.個人的な世界から大きな...
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